SRSシステム (SRS:Scale Removing )
凍結防止保温を施した2マルチSRSシステム2002年に日本の第一号SRSが長崎のショッピングモールに据付けられました。
それ以来、無薬注/節水の機能が認められ現在では250基を超えるSRSが主に工場で活躍しています。
SRSは100V単層10Aの電源があれば運用することが可能で現行機種では制御弁の電動化されており手軽な運用が可能になっています。
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標準で500USRTのクーリングタワー1機のスケール除去が可能で、条件が合えば冷却水配管にあるストレーナー・ネットも健全に保つこともできます。
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新型SRS用チタン電極
新型SRS電極を分解した写真です。電気分解用Ti電極も今では、組み立て式の新型電極になり、必要部品のみを交換すればよくメンテナンスコストも減少するようになりました。
電極寿命は3年~10年、殆どのケースでは7年前後の寿命を示しています。
長崎のショッピングモールの場合、3基のSRSのは電極を交換したのは1基のみで他の2基は13年以上の寿命を示しています。
構成部品の電極版はイリジウムコーティングされたTi合金であり強い酸化雰囲気でプラス極極として耐久性に優れた機能を発揮しています。。
また、ロットやその他の金物部品はチタン合金から削り出されたものです。
小規模クーリングタワーへの適用(マルチ・システム)
2機のクーリングタワーを処理する2マルチSRS同じ現場に200USRTのタワーが2台あった場合SRS1基で2機のクーリングタワーを処理することも可能です。
このシステムは少し複雑にはなりますがコストパフォーマンスの優れたシステムとして日本ではSRSの10%強のSRSがマルチシステムとして稼働しています。
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大規模クーリングタワーへの挑戦
大規模タワー用SRCT-LS-1500設置事例CQM社ではSRSの発展システムとして大型、超大型のクーリングタワー対応のシステムを実用化いたしました。
発電所の冷却水としてクーリングタワーで生成された冷却水は、大型復水器をはじめ大型ポンプ類の冷却水として使用され、熱交換時中でもプレート熱交のスケールまできれいに清掃されることもわかってました。
またこの大型スケール除去装置は残留塩素の生成にも力を発揮し殺藻、レジオネラをはじめ消毒/殺菌能力も発揮しいます。
写真のSRCT-LS-1500は、スケール除去能力はSRSの5基分もあり、加えるに殺藻能力に優れたシステムである。
SRCT-LS:大規模SRSへ